変化を愛そう
家を出かける前には荷物を確認する。
鍵、財布、モバイルバッテリー、(職場の)職員カード、お弁当、水筒。
そして、ウォークマン。忘れてしまったら家に帰るもの。
前まではiPodを使っていた。
iPod mini→iPod classic→ウォークマン(1台目)→イマココ。
元々、音楽を聴くことが好きで趣味でドラムをやっていた。
コピーバンドをしていたから、コピーするためには聴き込むことが必要だ。
コピーするためには同じところを繰り返し聴く必要がある。
少し聴いてはすこし戻って、また聴いては戻って…と繰り返していく。
(SONYのウォークマンは再生スピードを変更することができるから優秀)
母親は音楽が好きだった。と思う。
わたしにあるのは幼いころの記憶で、母は専業主婦で、わたしが小学校から帰宅するとほとんどの場合は自宅にいた。
玄関の扉を開けると、何よりも先に感じるのはスピーカーからの音楽。
廊下を進んでいくと、リビングのイスに座ってコーヒーを飲みながらパソコンを触る母。
わたしは母の機嫌も気になるところであるが、流れている音楽も気にしていた。
中島みゆき、サザンオールスターズ、鬼束ちひろ、ポルノグラフィティ。
あとはあまり覚えていないけれど、音楽を好きになる第1歩目は母から受けているように思う。
音楽の趣味の遍歴は人それぞれだ。
中学生の頃はJanne Da ArcとJUDY AND MARYが好きだった。Janneはすでに活動休止していたけど、お年玉でCDを買い集めるくらいには好きだった。コンプリートBOX、高かったなあ。
(解散はほんとに悲しい。いつか再会してくれるって思っていた。)
JanneからLUNA SEAやSIAM SHADEが好きになって90年代のV系バンドが好きになった。そこから、青春パンクやハードロックが好きになった。
騒がしくて勢いのあるバンドが大好きで、静かで大人しい音楽なんて、眠くなるだけ。なんて思っていたのだけれど。
大人になってから音楽の趣味も落ち着いてきて、いろんな音楽を聴くようになった。
性格が大人しくなったのか、思春期の頃の衝動性が抑えられたのか。
昔は好きではなかった音楽も聞くようになったし、良いと感じるポイントも変わってきていることを実感している。
これから、どんな音楽を聴くようになっていくのか楽しみで仕方がない。
それは、新たな出会いであり、価値観の変化であり、人生観の変化であると思うから。
『与えられるのなら 受け止めよう』
『しかられてみよう 愛されてみよう 心の底から信じてみよう』
歓びの種 / YUKI